データプロフェッショナルの就職先と業務内容

《 本学部卒業後に就く専門職とは


 データサイエンティスト、データアナリスト、データエンジニアを養成する本学部の卒業生が就く仕事には多様な勤務先が考えられます。第4次産業革命の最中にある今の世界においては、大企業、中小企業、外国企業、公的機関、自治体、政府機関などあらゆる組織にDXが求められており、その担い手であるデータプロフェッショナルの需要は高まる一方です。
 本学部を卒業した後の就職先について、具体的な職業名を例に、職場や業務内容を簡単に説明します。



データサイエンティスト・・・・・大企業やスタートアップで、大量のデータから有益なインサイトを抽出し、ビジネス戦略の策定を支援します。例えば、人材サービス企業などで、顧客行動、市場トレンド、商品の売り上げデータを分析し、ビジネスインサイトを提供して新しいマーケティング戦略や商品開発に貢献する仕事です。

ビジネスアナリスト・・・・・業務プロセスを分析し、データ駆動型の改善提案を行います。 例えば、情報・ネットワーク技術を基盤とした事業会社などで、顧客のビジネスプロセスを分析し、ITソリューションによる効率化や新規ビジネスモデルの策定を行います。

データエンジニア・・・・・データアーキテクチャを設計・構築し、大規模データ処理のためのシステムを維持します。 例えば、ウェブサービス企業などで、データ収集、保存、アクセスのためのシステム設計・構築と、データの整合性やセキュリティを保つ業務を担当します。

機械学習エンジニア・・・・・AIモデルを開発し、自動化や最適化のためのアルゴリズムを構築します。例えば、自動車企業などで、車載システムや製造プロセスで使用する機械学習モデルを開発し、自動運転や製品品質の向上に貢献します。

クオンツアナリスト・・・・・金融機関でリスク管理や資産運用のための数理モデルを開発します。例えば、金融・証券企業などで、複雑な数理モデルやアルゴリズムを用いて、リスク管理や資産運用戦略や投資戦略の最適化を行います。

マーケティングアナリスト・・・・・マーケットデータを解析し、広告戦略や顧客セグメンテーションの最適化を行います。 例えば、通信・ネット関連企業などで、顧客データと市場動向を解析して、ターゲット広告やプロモーション活動の計画と実行をサポートします。

バイオインフォマティシャン・・・・・遺伝子データを解析し、新薬開発や医療研究を支援します。例えば、製薬・バイオテクノロジー企業などで、遺伝子解析データから新たな薬剤候補を発見するための研究や生物学的データ解析を通じて病気の原因を探ることで治療を支援します。

データビジュアリゼーションスペシャリスト・・・・・複雑なデータセットを視覚的に表現し、意思決定プロセスをサポートします。 例えば、情報技術関連企業などで、ビジネスインテリジェンスツールを使用して、複雑なデータセットを分析・可視化し、ビジネスの意思決定支援を行います。

リサーチアナリスト・・・・・公共政策や社会科学研究のデータ解析を行います。例えば、研究機関や政府機関などで、経済、社会、科学技術のデータを収集・分析し政策提案や企業戦略の支援を行います。

システムアナリスト・・・・・ITシステムの効率化を図り、業務の自動化やシステム統合を提案します。例えば、情報通信関連企業などで、クライアントのITシステムを分析し、改善点を見つけ出して、効率的なシステム改革を行います。

オペレーションズリサーチアナリスト・・・・・運用効率の向上を目指して、最適なリソース配分を分析します。例えば、製造業や物流企業などで、製造工程や物流システムの最適化を目的とした分析とアドバイスを提供します。

リスクマネジメントアナリスト・・・・・企業のリスクを評価し、リスク軽減戦略の策定を支援します。例えば、生命保険会社や損保会社などで、保険金請求予測、事故率の統計分析を行い、リスク対策の立案と実行を行います。

ソフトウェアエンジニア・・・・・データ分析ツールやデータベース管理システムの開発を担います。例えば、ネットサービス企業などで、高度なデータ処理プラットフォームやアプリケーションの開発を行います。

医療統計学者・・・・・医療、製薬、公共政策などの分野で統計的手法を用いたデータ解析を行います。例えば、がんセンターなどで、医療データの統計解析を通じて、がん治療の効果を評価し、新たな治療法の研究に寄与します。

プロダクトマネージャー・・・・・製品のライフサイクル全般を管理し、データ分析を基にした製品改善を行います。例えば、物流・印刷企業などで、印刷・物流サービスの製品ライフサイクル管理を行い、顧客ニーズに合わせた製品改善を推進します。

カスタマーサクセスマネージャー・・・・・顧客データを分析し、顧客満足度の向上やリテンション率の改善を図ります。例えば、クラウドサービス企業などで、顧客の成功を支援するために、顧客データ分析を行い、サービス提供の改善に努めます。

データジャーナリスト・・・・・公共の問題に関するデータを分析し、記事やレポートの作成を行います。例えば、メディア業界などで、社会的・経済的なデータを基に分析し、公正かつ詳細な報道を行うことを助けます。

フィンテックアナリスト・・・・・金融市場や顧客データの分析を行います。例えば、テクノロジーを駆使した金融サービス企業などで、金融データの解析を通じて、ユーザーフレンドリーな決済システムの改善を図ります。

ヘルスケアアナリスト・・・・・医療機関で患者データを解析し、治療効果の評価や医療サービスの最適化を支援します。例えば、大学などで、医療データを解析し、患者の治療効果の向上や医療政策の策定に貢献します。

環境アナリスト・・・・・環境データを解析し、持続可能な政策の策定を助けます。例えば、政府機関などで、環境保護に関するデータを解析し、持続可能な環境政策の開発と実施を行います。



これらの職業では、それぞれ特定のスキルや専門知識が要求されますが、データに基づいた意思決定の重要性が世界中で認知されてきた現在、データプロフェッショナルの需要は益々高まっています。




米国におけるデータプロフェッショナルの需要



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